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化粧品OEM を徹底解説!会社の選び方・納品までの流れ

オリジナル化粧品を企画してから実際に製品が納品されるまでに、いったいどのようなプロセスがあるのでしょうか。おおまかなイメージを知っておけば、スケジュールの短縮ができますし、機会損失を避けて明るい販売計画を立てることができます。

 

今回は検討している方に向けて、化粧品OEM会社の選ぶためのコツや納品までの簡単な流れについて解説します。

 

多くの化粧品OEM会社の中から選ぶコツ

 

 

 

化粧品OEM会社を選ぶ上で失敗しないコツは、自分が作りたい製品のイメージをできるだけ具体的に明確にすること、そしてその製品をどの会社が一番うまく作れるのか見極めることが大切です。

 

製品のイメージは箇条書きにすることをお勧めします。カテゴリーやテクスチャー、配合成分、容器など、先ずはおおまかでもよいので書き出してみましょう。それが会社を選ぶ為の指針となります。

 

実は化粧品OEM会社にはそれぞれ得意・不得意なカテゴリーがあります。得意=実績が豊富でノウハウがあり、そのカテゴリーの処方を多く持っています。その為、提案の幅が広く、柔軟に対応してもらえ、希望のイメージをうまく再現してくれます。不得意はその逆といえます。

その為、作りたい製品のカテゴリーが得意な会社を見つけることが重要です。

 

探す手段として、各会社のHPを閲覧するのもよいですが、ひとつひとつみてまわるのは時間が掛かります。
現在ではネット検索をすれば、化粧品OEM会社をまとめた記事も掲載されていますし、化粧品の展示会に足を運べば、一度にたくさんの会社を知ることができます。また作りたい製品のイメージに近い商品が手元にあるなら、裏面の製造販売元にある会社を検索して問い合わせる方法も早くて有効です。

 

「サンプルや対応力をみてから決めたい」という場合は、必ずしも1社に絞る必要はありません。迷ったら複数の会社に問い合わせてみましょう。現在ではHPに問い合わせフォームを設けていることが多いので、そちらを利用することをお勧めします。

 

依頼をしてから納品までの流れ

 

化粧品OEM会社との打ち合せから製品化までにどのようなプロセスを踏むのか、予め把握しておきましょう。

 

Step 1 打ち合せ
希望のイメージをかたちにする為、コンセプトの方向性や企画を決定していきます。おおよその価格はこの時点で知ることができます。

 

Step 2 試作 及び 容器・デザインの決定
中身のサンプリング及び評価。並行して容器や化粧箱といった資材、またデザインなど、製品仕様を決定していきます。

 

Step 3 最終見積り(価格確定) 及び発注
製品代や初回に掛かる別途費用など、総額が記載された最終見積書を請求します。発注後、OEM会社は製造の準備を進めます。取り決めや支払いサイトなどに関しては、事前に打ち合せをしておきましょう。

 

Step 4 資材 パッケージ及びラベルデザイン入稿
行政へ届出を出したり、パッケージやデザインの表示に薬事的に問題がないかなど確認をしたりと製造の準備を行ないます。この辺りについて、多くは製造販売元となる化粧品OEM会社が対応を請け負います。

 

Step 5 製造 ~充填・仕上げ~・納品
バルクの製造から充填、仕上げ梱包までの作業を行ないます。また製造販売元となる化粧品OEM会社では、製造記録や品質試験記録に不備がないか、出荷判定を実施した上で出荷します。製造にはある程度の時間を要する為、その間に納品先や納品形態について、打ち合せをしておきましょう。

 

スケジュールとしては、前述の流れと併せて確認するとStep1からStep3までに3~6ヶ月間、Step3からStep5までに3~6ヶ月間が掛かるイメージです。

 

具体的な納品スケジュールについては、またの機会に解説したいと思います。

 

 

最後に、化粧品OEMは自身に専門的な知識や法律上必要な許可がなくても、オリジナル化粧品を作ることができる方法です。
何から何まで自分自身で行なうには途方もない資金や時間が必要となるので、OEM会社へ製造を委託することで、負担がなく、拘りの化粧品を作ることができます。

 

是非とも化粧品OEMを利用して素敵な化粧品を開発し、化粧品業界を盛り上げてください。

 

営業部 K.Y

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