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ハンドクリームについて

最近コロナウイルス拡大防止の為、施設に入る際に
その都度アルコール消毒が求められています。
また、仕事柄1日に何度も手指の消毒をしている方もいるかと思います。
その結果、手荒れに悩まされる人が増え、ハンドクリームのニーズが増えています。
本来、ハンドクリームは秋ごろから冬の手荒れに対応する季節性の高い製品ですが、
今後は通年で需要のあるものとなっていくと考えられます。

弊社でも、乾燥が気になりはじめる前のこの時期に、
ハンドクリームのサンプルのご依頼を頂くこともありますが、
今年は例年に比べてハンドクリームについてのご相談・ご依頼の件数が増えています。
まず一般的なハンドクリームに求められることは、おもに下記の2点が挙げられます。

1. 失われた油分・潤いを補い、手荒れを防ぐ・乾燥から手を守る

ハンドクリームにセラミド、油溶性ビタミン、アミノ酸、ヒアルロン酸や
尿素等を配合して手に油分や潤いを補います。
さらに閉そく性の高い油分(ワセリン等)を配合し、
油分や潤いを逃がさないようにします。
また、植物由来のものですとホホバ油やシアバター等も人気が高いです。

2. 伸びや付け心地が良く、付けた後にベタつかない使用感

ハンドクリームを付けた後、ベタベタしてその後の作業性が落ちてしまわないような
サラサラしたタイプや、また水仕事の前に塗布して撥水性により水との接触を防ぐことで
手荒れを防ぐようなタイプ等には、シリコーン、粉体、固形の油分等を配合し、
潤っているのにサラっとした感触が出るようにします。

これら以外にも、ハンドクリームへ求められるものは多くあります。
肌の乾燥防ぐのはもちろん、エイジングケアタイプや、
うるおいをあたえて硬い角質部分を柔らかくするタイプ、
美白タイプ等々、様々なタイプのハンドクリームがあります。
ご自身が望む目的別に合わせた効果が期待できる成分を選んで配合したり、
季節によって使い分けるのもいいかもしれません。
また、そういった機能面だけでなく、
「香り」もハンドクリームにとっては選ぶ基準のひとつです。
お気に入りのフルーツやお花の香りは気分をUPしてくれます。

使い易く、愛着を高めて貰う製品にするには、持ち運んで気軽に使えるよう
小さな容器に入れたり、美しいデザインにしたり…。
1日に何度も塗ったり、携帯したり、と目に触れる機会も多いハンドクリームにとって、
パッケージ(デザイン)は、とても重要な要素になってきます。

このようにハンドクリームひとつをとっても
様々な種類があるのがおわかりいただけましたか?
是非ハンドクリームを選ぶ際の参考にしてみてください。

研究開発部 E.N.

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