無料で世界が広がった話
新型コロナウイルスの影響で休日は外に出ず、お家で時間を過ごす事が今や当たり前になってきました。
休日は外に出て動き回ることが多かった私としては、とても辛い現状です。
そんな中、お家で特にやることもなくインターネットでニュースを見ていると、興味深い記事を見つけました。
タイトルは「無料で世界中の美術館を楽しみ尽くせる「バーチャルミュージアム」が公開中」。
記事を読んでみると、世界中で多くの美術館館内に展示された美術品の数々をインターネット経由で体験できる
「バーチャルミュージアム」とのこと。このサービスを開設したのはMack Grenfellさん。
世界中の美術館がオンラインで公開している収蔵品を、バーチャルミュージアム上にまとめてくれています。
美術館には興味がある催しがないと重い腰が上がらない私ですが、無料という宣伝文句、
またオンライン上で実際に赴く必要がない手軽さに誘われてサービスを体験してみることにしました。
URL:https://virtualmuseums.io/
日本では「山種美術館」と「東京国立近代美術館」が対象で、
美術館の中を歩き回るように閲覧できる「ツアー」機能があり、
実際に館内を歩いて回っているかのような疑似体験を受けることができます。
同様に「ニューヨーク近代美術館」や「ゴッホ美術館」など世界中の美術館に
展示されている世界的に有名な美術品を閲覧することができます。
国や年代、もちろん作者により色使いや、モチーフ、視点などが異なり様々な気づきがあり、
コロナが落ち着いたら実際にいける範囲で足を運んでみたい、という気持ちになりました。
画像なので絵の具や筆の使い方や立体感など感じづらい部分もありますしね。
色々な国の美術館にアクセスし見ていると、
「この国の人達は普段どういった生活を送っているのだろうか」という興味が湧いてきました。
普段の生活を知るにはまず食事を知ることだ。と思い立ち、これまたインターネットで調べていると、
今の私にマッチするサービスにたどり着きました。
その名もズバリ
「【全文公開】スーパーの材料で作れる!全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ」。
有料で販売されていた書籍がコロナの影響で無料公開となっていました。
URL:https://note.wrl.co.jp/n/n3d8a2d666a83
聞き慣れたレシピから、名前だけでは味の想像がつかないようなレシピまで掲載されており、
目を楽しませてくれます。「沈みゆく島の中華丼」なんて味の想像がつきませんよね。
レシピを見るとただの中華丼でしたが、名前の付け方に人類に対する注意喚起的な意味合いが
含まれているのではないかと勘ぐってしまいます。
スーパーなどで手に入る食材や調味料で再現できるレシピになっている料理が多く掲載されていますので、
お家でも簡単に作ることができそうです。
公開されている世界の美術館を見ながら、その国の料理を作り、食べながら見る。
今まで無かった美術館の楽しみ方を試して見てはいかがでしょうか。
コロナの影響でネガティブな内容のニュースや会話に目が行きがちになってしまう今、
楽しいことを見つけてポジティブなマインドセットで毎日楽しく行きましょう。
企画部 S.O.